童心

“サンタさんへのてがみ”
ハイアウィン オラム (著)
(注.写真は英語版の表紙)

 クリスマスには定番のサンタさんの絵本。この絵本の主人公エミリーという女の子は実はサンタクロースが苦手。だから何とか入って来られないようにえんとつの入り口をふさいだりしていた。

 だけど、よく考えるうちに、そんなことをしたら、プレゼントが来なくなるかもしれないと、ママから言われ、結局台所のところから入ってもらうよう、サンタさんにお手紙でお願いしました

 いつごろからだろうか、サンタさんの正体を知るのは?周りのおとなは真剣に、子どもにサンタさんのお話をしてあげる。今、どこにいるとか、どうしてこどもの居場所を知るとか、等など。

 そして、その話を一心に聞き、クリスマスの朝が明けるのを心待ちに、すぐに寝てしまう。おとなは多分、そんな子供たちを見て、なつかしく、そしてうらやましく感じているのではないだろうか?そしてそんな柔らかなハートを傷つけないように、特にその晩は気を配るのだろう。日頃のお詫びとして。

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