人の一生は、その時々の「行動する・行動しない」の積み重ねから生まれてくる。そして、その行動の有無を作る中心には、意識の有無に関係なく、成長したり何かが出来たりする「力」、人間関係や環境との「安定」、知識欲や好奇心を満たす「知恵」、意味や意義を求める「貢献」の4要素への充足感がある。これらの4要素の充足のバランスが崩れ偏ってくると、一貫性のある行動が出来ず、内外で問題が生じてくる。
ネットの発達と共に、技術分野だけでなく、人間に対する知見もグローバルに深化し、これからの新しい時代の生き方が模索され、学び合いが生じている。そこには国境もなく、単にどの様に考え、活動すれば、幸せに成功するのかを模索し、それを体現できている人々から学ぼうとする。ちょうど、かって江戸幕末に新しい時代を命がけで作ろうとしていた人々の想いと類似している様に思える。