趣旨 |
子供達へのサービス活動に従事していた頃,いかんともしがたい限界を感じる事が何度もあった。それは、全てにおいて生きる意欲を無くした状態に陥り,自暴自棄になった彼らに説得力のあるストーリー展開であった。
もちろん、「こうしなければ」或いは「このままでいけば、こうなる」的な否定的な未来を描写するストーリ展開もある。しかしこれは、ちょうど後ろ走りで、かけっこするようなもので、単に「嫌な存在」から遠ざかる為に走っているに過ぎない。そして,この状態は、子供達本来の持つ「生きたい」というエネルギーを引き出しているのではなく、逆にそのエネルギーを押し潰しかねない。
そこで、その目標実現を目指しながら、書き記したのがこのブログである。
平成17年7月
河野義一
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