Happy-Birth-Day

〜いつまでも輝き続ける為に〜

 貴方の人生は、貴方の周りにいる人達が貴方に願っている姿の通りになる。どれだけそれを避けようとしても、当初望んでいた方向から徐々に外れ、振り返ってみると、あの時、あり得ないと思っていた姿が鏡に映っている。人が一番死ぬ間際に後悔する事は、「失敗した」事ではなく、「想いに秘めながら結局しなかった」事である。
 もし今、子供時代、当たり前の様に感じていた「ありふれんばかりのエネルギー」が無いとするなら、それは他人では無く、貴方自身が自らが創り上げた檻に投獄させているから。こんな逸話がある。サーカスで巨象の足を、杭で固定した細いチェーンにつなげておく。その象は逃げるだろうか?否、その場から動かず、ただひたすら、そこに止まりそのチェーンから外されるのを待つ。第三者的にみるなら、その巨象の力を持ってすれば、そのチェーンは直ぐに切れるだろう。しかし、その巨像は小さな象の時代からそのチェーンでつながれ、何とか動こうと試して失敗を繰り返している内に、頭の中にそのチェーンがとてつもない存在に成り上がってしまった。そしてどれだけ自らの図体が大きくなっても、その巨象の頭の中は「小さな象」のまま。
 さて、「小さな像」だと信じきっている巨像の貴方、自らを変えるのは他人ではない。自らの一貫性。もし常に心のどこかで「好奇心で輝きたい」と想っている「もう一人の貴方」がいるなら、それは貴方の可能性。「馴染みの世界」から第一歩踏み出す決断が必要。「わがまま」と言われる?それは、貴方が変わる事で自分の環境が不安定になる事への不安から出た言葉。
 人は、Happy-Birthdayの末に産まれてきた。人の1日1日は常にHappyであるはず。嫉み、悪口、卑下なぞ縁のない状況であるべきで、貴方には、「ありふれんばかりの幸せ」になる権利がある。心の中で囁く内なる声は、今、何と言っているのだろうか?

へさき

長く歩いていると、時に自分が何をしたいのか、このままで良いのかと理由も無く不安になる事がある。そして過去、輝いていた時代の自分自身の姿を思い浮かべ、悲観に陥るかもしれない。

感情は「なる」ものではなく、「する」ものである。どの感情を選択するかは、自ら決めている。周りの状況や環境ではない。あくまでもそれらの外部環境から受けた刺激に自らの「味わいたい」感情を選択している。

かって燃え上がった瞬間、貴方には「ミッション」があった。「丸虫を沢山捕獲し、それをバケツに入れ、3人でワイガヤしながら観察する」、例えば。それでは、「今」は?どのような「ミッション」を抱えている?」そして貴方の周りにはそのミッションを支えてくれる7人の人は誰?ミッションがでかければでかいほど、一人で実現する事は難しい。

人は「馴染み」の動物である。例えそこに痛みがあったとしても、それまでの慣れしたんだ「馴染み」に拘り続ける。でも貴方の心の底では、「何かが違う」とぼやき続ける。場所を変わり、人間関係が変わっても、結局、貴方自身はいつも一緒、変化しなければ、その声は貴方の耳元でずっとささやき続ける。そしてそこから逃げることは出来ない。

人の魂、本質的な想いは変わらない。それが「丸虫」であろうと、なかろうと。貴方は何をもって「心地良い」と感じているのだろう?人は痛みを避け、快を求める、自動的に。意識で違う方向を目指しても、知らぬ間に(無意識に)初めの道に戻っている。「ぶれぶれ」の状態。なら、その「心地良さ」を意識して、計画的に一歩一歩進み続けた方が良いのでは?

貴方には、朋友が必要。そして、それは同じ心地良さを共有し合う人達がベスト。「この花はきれい」と共感し合う人達なら、余計な説明は不可で、スピード感が出てくる。

次のステージに上がる為には、やはり「変える」勇気と痛みがある。それが環境か、人間関係か。魂を共有し合う朋友が側にいれば、それだけ楽になる。

後は、貴方の決断次第。10年後、20年後、後ろを振りかった時、「やれば良かったな」と思うのか、「出来るだけの事をした」と思うのか、貴方はどちらを選択するのだろう?

楽しさ

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以前、あるオリンピック選手の専属トレーナーの講演会を拝聴した事があり、選手育成する際の基本的考え方を披露されていた。その中で言われていた事が、トレーニングを取り組み始めた頃は、しっかり褒め、その選手の強みを引き出そうするが、オリンピックへの参加を目指す段階になると、その選手の弱みを指摘し、弱点を無くす方向に指導を変えると言われていた。

この番組はプロへの登竜門であり、どのパフォーマーも一人の人として本当に楽しんでいるようであり、それが多くの観客を巻き込んで一体感でステージが盛り上がっているように感じている。単に歌が上手い云々のレベルではなく、一瞬で会場全体の人々の心を動かすメッセージを伝える事が出来ているのは、やはり彼ら彼女らの想いが本物なんだなと感じている。