「自分らしさ」と「つながる喜び」

・社会に問題なくとけ込めている人でも 自分の感情とは繋がれていない人って案外多いと思います。毎日の多忙さでごまかせてしまいますから。私は非常に長い間 感情麻痺の状態で生きていた人間の一人です。 だから自信を持って言えます。感情と切り離されて生きているのは辛い、そして 幸せではありません。



“おとなしいきょうりゅうとうるさいちょう”
ミヒァエル・エンデ文

/マンフレット・シュリューター絵
(注.絵本は日本語版です。)


“さあ、才能(じぶん)に目覚めよう”
マーカス バッキンガム 他(著)


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素直

事実に対して嘘をついているわけではない、ただ、自分の気持ちに嘘をついてしまうことはよくある。素直に生きようと思っていても、どうしても素直になりきれないときはいくらでもある。<br<

“だいすきっていいたくて”
カール・ノラック(ぶん)/クロード・K・デュボワ(え)

 タイトル通り、これはリスの子供が朝から「だいすき」と言いたくて、でもなかなかきっかけがつかめず、いいだせない様子を描いた絵本だ。最後には、誰も相手にしてくれなくて、ふてくされていたが、両親が「どうしたの」と尋ねたことから、その思いがまたふくらみ、とうとう破裂する様に、「だいすき」と言ってしまう。 “素直” の続きを読む

作り手の見方と読み手の願い

・専業主婦は日本の伝統などではない。100年前、ほとんどの日本人は農民で、農家の主婦は田畑を耕し、種を撒き、刈り入れをしなければならず、専業主婦などではなかった。
・では、専業主婦はどこから現れたのか。20世紀初頭、日本の経済発展と工業化によってホワイトカラーと熟練労働という男性のための仕事が生まれた。初期の工業化では、男性のための仕事を作ることができなかった。初期の工業化が生んだのは繊維、服飾工業に代表されるような女性のための仕事だった。しかし、1920年代から、鉄鋼、金属製品、造船のような重化学工業が発展し、巨大な会社組織が生まれ、熟練労働者とホワイトカラーという、男性のための高い給与の仕事が作られるようになった。彼らは家族が生活できる以上のものを稼ぐことができた。彼らの妻は家庭の外で働く必要がなくなり、家庭内で働くことになった。こうして専業主婦が生まれた。(bizplus記事引用)

・この「出版取次」と「書店」は多くの問題点を抱えています。

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