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子供達へのサービス活動に従事していた頃,いかんともしがたい限界を感じる事が何度もあった。それは、全てにおいて生きる意欲を無くした状態に陥り,自暴自棄になった彼らに説得力のあるストーリー展開であった。

 もちろん、「こうしなければ」或いは「このままでいけば、こうなる」的な否定的な未来を描写するストーリ展開もある。しかしこれは、ちょうど後ろ走りで、かけっこするようなもので、単に「嫌な存在」から遠ざかる為に走っているに過ぎない。そして,この状態は、子供達本来の持つ「生きたい」というエネルギーを引き出しているのではなく、逆にそのエネルギーを押し潰しかねない。
 そこで、その時の経験から、この会社の名前をDreamMakersと命名し、肯定的な未来像を如何に実現したら良いのかを考えるプラットフォームにした。そしてその目標実現を目指しつつ過ごした日々の想いを書き留めてきたのが、一連のブログである。