2005年8月12日

 山口県周南市にある「万葉の森」を訪れた。

 昨日の公園は違い、ここは映画「もののけ姫」に出てくる森のミニチュア版的雰囲気がある。子供の頃、キャンプ場を抜けるまでの木々の連なる道を通り抜けるのが無性に怖かった。ちょうど、「ゲゲゲの鬼太郎」に出てきそうな妖怪がポッと、現れてきそうだったからだ。

 キャンプ場までの木々の連なりがある道路を歩いていると、あちこちで匂いが漂い、まさに森林浴を浴びているなと感じさせるものだ。森に入るまでは、蒸し暑い空気だったが、ある程度、奥に入るにつれ、それがひんやりとした空気に変わっていった。ちらほら、散歩がてらにここら辺を散歩している人たちに出会ったが、何となくここをいつも歩き慣れているように見受けられた。

 ふと、上を見上げた。高い樹木で空が覆われており、その隙間から太陽のが木漏れ日として、見えている。まるで木々のトンネルの様にも感じられる。多分、これが小さかった頃、怖かった原因なのだろう。守られているような感じもあるのだが、一方で、どことなく、外へ抜け出せない印象も与えているからだ。

 出口付近で、クモの巣を見つけた。網を四方に張りめぐらし、ひたすら、獲物を待ち受けている。このくもも、この万葉の森という空間に住む住人の一人なのであろう。多分、クモにとって、この場所以外は直接関わることもないだろう。しかしこの大きな空間で微妙な変化が生じるなら、いずれ循環して、この小さな住人にもいずれ、大きな影響を与えるのであろうと思った。

2005年8月12日

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