営業帰途に冠山総合公園があったので、ついでに散策し、撮影してきました。この前は良く通っていたのですが、実際に中に入った事はなく、入ってみて、意外に奥行きがあり、また庭園として、整った環境だなと印象を持ちました。
さて、どんなテーマで撮ろうかなとしばらく、風景をひたすら眺めているうちに、自分の心がその風景に、いつの間にか溶け込んでいるのに気がつきました。全く違和感を感じず、あまりにもありふれた風景だったからです。ビデオカメラで撮る時、かならず考えなくてはいけないのは、どの風景を「切り取る」かです。「切り取られた」風景には、その撮り手からすると、それが無意識であろうと、必ず意味のあるものが含まれている様に思います。無意識にあるものを意識化して、撮る、それがこの撮影の意味かなと思いました。
あちこちで音がしていました。水の色々な音です。それを動画と共にとってみようと、考えた訳です。高低差があるところから落ちる水、鯉が跳ねて飛び散る水、静かに流れる水、様々な表情がそこにはありました。そんな風景の一シーンにアメンボが水に流され、流され、それでも前に進み続けようとする光景を目の当たりにしました。
弊社は、「一流の」サービスとモノを生み出す力のある、タレントを持つ人と、そのサービスとモノを生かす「場」を関連づけ、そこから収益を生み出そうとするビジネスモデルを元に、日々営業活動を続けています。なかなか結果が出せない状況になると、ややもすると、当初の意気込みとは違って、じっと立ち止まり、結果的に後ろに流されてしまいがちな時もあります。でも何度流されても、それでも前に進もうとするアメンボのように、根気よく継続し、スタッフや自分自身を信じ抜き、前へ前へと進み続けようと、改めて思い直しました。