自発

ビームス戦略

 弊社は、今までにネット販売で女性向けの衣服も扱っているが、今の販売のあり方の見直しを内部で進めており、近日中に新装開店の形でネットでの販売を開始する。またそれに合わせてネットだけでなく、女性服をも含んだ、新しい業態での実店舗を構える。その事前準備にあたり、我々のビジネスがどのような業界なのかについて、スタッフと学びの場を持ち続け(少し時間をかけすぎたが)、それを踏まえた上で店作りを続けてきた。上記の参考本もその一つである。

 この本によると、アパレルのファッションが形作られる一定の流れがあるようだ。まず、ファッションセッターと言われる人びとが二年先の色や質感のコンセプトを提示し、それを受けて紡績企業やテキスタイル企業が材料である糸・布を創り上げ、それを使ってファッションデザイナーやアパレル企業がパリコレクションなどの場で発表し、更にそれを様々なメディアが取り上げ、エンドユーザーである消費者に訴求していく。

 こうしたどちらかというと、企業体が中核となった「上からの」提案、別な表現を使えば、サプライヤーサイド主導による流れがファッション業界にある。ところが、これとは全く逆の流れもあるらしい。つまり、それは、下から積み上げていき、それが大きな流れになるストーリートファッションである。ファッショントレンド情報とは異なり、ここではひとりひとりのファッションに鋭敏な感覚を持った「サイバー」と言われる人びとがストリートの中で自らのファッションを創り上げ、そんな彼らと同じ「空気」を呼吸している「イノベーター」がそんな感覚をキャッチし、商品化していく。これら二つのファッションの流れが今のアパレル店舗の基礎を担っているとの事だ。

 ネットの中で「ロングテール」という言葉がある。これを、勝手に解釈するなら、マスマーケット的な一括りを嫌い、「私流」にこだわった「限りない多様化現象」というものだが、これと同じ事が実は、実世界の中でも起きているいうことだろう。

 

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