Core Value

今の人たちの中に、開発途上国での色々な出来事をとりあげて非難する向きがありますが、たかだか数十年前の日本でも、こうしたことが日常的に行われていたことを、知っておく必要があります。
善悪の基準も、時代によって変わってきます。

“せんりのくつ”
大石 真 (著), 若菜 珪

 食べるのに困った母親によって、山に置き去りにされた子供たち三人は、互いに助け合いながら山小屋に向かうが、そこは鬼の棲む家。同居している「ばあさま」に助けられ、逃げ出す途中で、それを追って来て、鬼から千里を飛ぶことのできる靴をはいたまま、一休みしているところに遭遇してしまう。そして兄弟は勇気を出して、その靴を盗み出し、無事母親の元に帰り、幸せに暮らしました。という所でこの本は終わる。 “Core Value” の続きを読む