価値と思考スタイル

 人の感情を大きくふたつに分けるとするなら、不快と快がある。

 サファリパークのような動物園に行って、ライオンを見ていたとしよう。そのライオンと自分との間には、大きな溝があり、しかも太い鉄格子がある。当然、物理的に襲われる可能性は全くない。そして、そのライオンの目の前を通りすぎようとしていた瞬間、突然、地平線の彼方まで聞こえるような唸り声を、そのライオンが上げたとする。貴方ならどんな感情を持つだろう?多くの方が、心の底から足がすくむような恐怖感をもつのではないだろうか。少なくとも、私の場合は、これが恐怖かと改めて確認した。これが、不快の中のひとつのかなり強い感情である。

 一方で、好きな彼女と初めてデートする時、待ちに待った我が子がこの世に初めて姿を現した瞬間、寒い外から自宅に帰り、家族と共に食する鍋料理、などなど、こんな時に感じる何かが、快の状態である。価値とは、その感情をメタ認識的にパッケージ化したものであり、価値があると言えば、即ち、その対象を身近に実現したいと思っている。

 思考スタイルは、その快に近づこうとしたり、不快から離れようとする自分自身の行動のステップを決める。つまり、思考スタイルが船の舵であるとするなら、価値とはその船を動かすモーターのような働きをする。

 MetaMe MetaYouでは、それらの思考スタイルを53パターンに分け、具体的に、実践的に、そして「遊び感覚」で、それらの思考スタイルを短期間で習得することを目的としている。そして幅広い思考スタイルを理解し、表現できる自分自身を体感することで、選択の幅を広げ、リミットから解放された心の自由を目指している。

 

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