自分探し

さびしがりやのほたる
 一人きりで生まれたホタル。仲間をさがす旅にでた。自分と同じひかるものをさがして。しかし、そのどれも違うもの。でんきゅう、ろうそく、かいちゅうでんとうなど。いろいろなひかるものに、であったほたるは、ようやくなかまのところにたどりつくことができた。しかもたくさん、キラキラ、ひかっていた。

 人は「同じ」ものと「違う」ものとの間を行ったり、来たりしている。安心したいときは、「同じ」もののところに飛んでいき、冒険したい時には「違う」もののところ。そんな繰り返しをしながら、ひとつずつ、学んでいく。表面的に「違う」ものに見えても、実は「同じ」だったり、「同じ」もののように思えても、実は「違う」ものだったりする事が分かって来る。ほたるも、たくさんの「同じ」ようで、「違う」ものに遭遇したからこそ、自分とぴったり「同じ」ものが分かったのだろう。自分が何者で、どこへ行きたいのかの自分探しには、このような試行錯誤を通じて、なされるものであろう。

 

DMers by BlogPeople
テクノラティプロフィール

コメントを残す